2004.1.10 タカシイッパイイッパイ!?/ZEPP TOKYO


ワタシにとっては初のツアーである今回のオレンジレンジライブ。
真冬の中既に外のコインロッカーに荷物を入れたコ達がわんさか半袖で開場を待ってる・・見ている方が寒い〜っ。
入場すると意外と前に行けたので、最前ゾーンの柵手前の辺で開演を待つことに。
皆頑張ってこのゾーンに入り込もうとするので結構会場はあったまって半袖でも平気になりました。
今回のステージはオレンジの大きな幕で隠されてます。
通常開演前アナウンスは女性が機械的に注意事項を読み上げるものですが、今回は「ビバ☆ロック」の最初の人達かな?
隊長(?)がカタコトで注意を砕けた言葉で言って、それを隊員(?)達が後に続いてリピート。
そんな演出のおかげでいよいよ会場はヒートアップ!
遂に幕が下ろされ、予想通り「ビバ☆ロック」でスタート!
と、いきなり人の波に呑まれてしまいます。
前のほうから口元を押さえて後ろに逃げるコを尻目に横から後ろから押されまくって気が付けば3列目。
がしかし、そこは地獄ゾーンでした。最前のコは必死で柵を掴んで耐えています。
でもワタシには何もつかまるものがない!
メンバーは広いステージなのに、所狭しと動きまくります!そしてメンバーがステージギリギリまで来ると
そこへ人が集まり波が起き将棋倒し・・・足の踏み場もなく、全然曲に合わせてノレないっ!
前のコがJUMPする度に着地するのはワタシの足の上。
今でも左の足の親指は青いまま・・・もうすぐサンダルの季節がやってくるというのに〜・・・
もう息も絶え絶えでとりあえず、目の前のメンバーの顔を見上げて、それだけで精一杯。
そして意識だけはなくせない!という思いだけ。ここで倒れてもスタッフさんもどうすることも出来ないし・・・
と、後方では倒れちゃったコが出たらしく、周りの心やさしいファンが必死にスタッフを呼んでいます。
でも丁度人ごみの中だからスタッフも入って来れず、困ってます。
ステージ上ではすんごい人の数にただただ驚いている3MCが「皆が俺らを見に来てるんだ!」って感動していて。
なんとか気付いてくれないかな〜と思っていると、
何と洋くんが気付いてくれたんです!そしてさっと大和くんに伝えます。
途端に大和くんは心底心配そうに「どうした?大丈夫か?」と声を掛けてくれました。
本当に皆素直でいいコ達なんだなーって感動してしまいました。
「気をつけてね」「前に押さないでね」とちょっと戸惑いながら注意を促すメンバー。
ここまで不安げな彼らを見てこれまではファンが倒れたりするライブはなかったのかしら?と思いました。
やがて本当に辛くなって来ました・・・ぜぃぜぃ。
と、「ジャパニーズピープル」でやっと少しクールダウン。暗闇の中歌う彼らに皆じっと聴き入ります。
セットリストは勿論「1stCONTACT」中心だったのですが、「中毒」とかもやったからやはり激しい〜!
やがてメンバーを見上げるのも首が疲れ、曲に合わせて動くことも出来なくなっちゃいました。
待ってました!のツイスターでタオルを上げたまではいいけど、回せなかった時はほんっと悔しかった〜!
「激しいのいくぞー!」と言われた時は「いや、ほんっと勘弁してっ」って心の中で叫んでたし・・・
恐ろしく体力を消耗し、意識なくす寸前でライブ終了。
アンコール待ちの間に水を皆で回し飲みしました。あれはまさに砂漠におけるオアシス!スタッフさん有難うございます!!
アンコールでMCが長かったののもあり、生き返ることが出来、
1番楽しめたのがラストの「山内中校歌」だったという、なんとも情けないことに。よよよ〜
でも校歌やるとは思ってなかったので素直に嬉しかったし、楽しかったです。
さて、MCで楽器隊で唯一喋ったのがナオトくん。あ、一瞬かっちゃんも喋ったんですよ。
余りにもかっちゃんへの歓声が大きく(ヒロキが嫉妬するくらいに)、
マイク向けたら「恥ずかしいよ〜」って。人前で話すのは苦手なんですね。最後お客さんをバックに写真は撮ってました。
洋くんにいたっては、なんとか大和くんが喋らせようとするんですが、そこは頑としてクールな兄さん。
水をかけたり、舌打ちしたり・・・「後で楽屋でボコボコにされる〜」と大和くんは恐れていました。
んで、ナオトくん。即興で「東京」の歌を歌ってくれました。
そしてその即興でつくった歌詞にいちいち突っ込むヒロキくん。
そんなヒロキくんは翌月にやるテレビズナイトのこと等レンジの今後の活動について皆にお知らせする係りの様で、
カンペ見ながら一所懸命進行します。そんな彼をあらぬ方向からちゃちゃ入れる大和くん。
大和くんについつい引っ張られ、ヒロキくんは何について話してたかを忘れるくらい。
そして突然大和くんはZEPPの沢山のファンに感動して「こんな大勢の人が応援してくれるから頑張れるんですよ!」と叫ぶ。
余りにも突然の出来事に司会進行やってたヒロキくんはびっくりしたけどこれまた臨機応変に対応します。
「あなたたちがいるから頑張れるんですよ!」に「あなたが好きだから!」とノッて応戦。さっすが、頭の回転速いですね。
あと、その日の大和くんの衣装は上がかなりサイズの大きなもので下が短パンだったため、まるではいてないかの様。
「明日成人式だからね、気合入れた」という大和くんに「気合入れるとこ間違ってる!」とすかさず突っ込むヒロキくん。
い〜いコンビネーションやっ!
大和くんが「たーまにはいーさぁ!」と言うと会場が盛り上がり、イタダキっとばかりヒロキくんも「たーまにはいーさぁ!」。
すると大和君は「たーまにはイサオ!」(友達らしい)「誰か!」と突っ込むヒロキくん。
今度はナオトくんが「たまねぎシーサー」と1番いいトコ来ました!どっかーんとウケましたよ〜。
「1番美味しいとこもってく〜」と嫉妬するヒロキくんでした。
そしてそんな彼らをステージ横から見守る涼くん・・・MCなのに傍観者になってますよ〜
まぁ参加すると大変だから見てるほうが楽しいかっ!
ZEPPTOKYOの横には大観覧車があるんですけど、それに触れて「今日は抽選で1名やまと観覧車乗れます!」とヒロキくん。
と、大和くんは「出来ない約束はしないでいよう。」と制します。
大和くん君て冗談とか大好きなんだけど、なんだろ、冗談にも線を引くタイプですよね。ワタシもそうなんですけど。
そしたら「ごめんね」ってさりげなく、ヒロキくんが謝ったのでした!!
いやー素直に謝ることが出来る彼を心底尊敬したのでした。
尊敬したといえば、最後の最後、ステージを去る時に死にそうな少女がいたんでしょうね。
ヒロキくんは酸素の缶(正式名称わからんが)をそのコ宛に渡していました。
きゃーーー感動っ!男気溢れるその行動にきっと周りのコも目がハートになったことでしょう・・・フフフ。
かくいうワタシも益々ヒロキくんファンになったのですが。
そんな感動ありつつも、初めて生死の境を彷徨った夜、会場出ても動けず、まさに要介護状態。
連れに支えられてお粥食べて帰ったのでした・・
そしてその後高熱出し、風邪ひいて会社を休むことに。社会人としてアカンな〜


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