2006.7.9 湘南音祭 Vol.0.9/八景島シーパラダイス特設野外ステージ

山嵐主催の湘南音祭も段々本番に形が近づいてきて、いよいよ“野外フェス”として開催されることに。 今回もオレンジレンジ招んでもらいました!
梅雨の明けていない関東地方、個人的には炎天下よりは雨の方がましかな?と思っていたのですが
雨も降りそうで降らない、というギリギリの最高の天候に恵まれました。
入場してみると、意外にも前方がまだ空いていて。でも安全第一なワタシ達は柵横に落ち着きました。
ふと上方見ると、ステージ脇にタオルでてるてる坊主が。ありがとうっ効果絶大です!

最初に山嵐の挨拶があって、Y×C×H×C。
前々回の湘南音祭では遅刻して聴けなかったので初めてでした。
のっけから飛ばしてくれて、初耳でも楽しめました。
前に入ってきたコが楽屋ばっかり気にしてたのが、こっちも気になりましたけど。
続く10-FEETは5月のイベント以来。楽しみにしていたのですが、わらわらと男子諸君が前に出てきました。
予想通り、ライブ始まったら皆はっちゃけちゃって。スタッフもおおわらわです。
タクマくん「ストレス溜めてきたか〜!」という呼びかけに力一杯返事するワタシ。
会場にウェーブを呼びかけるんですが、「デカメロン伝説てゆうて!」とおもろい企画したりして。
相変わらずMCおもろい!けど、心にくる歌詞も歌ったりして。ほんまに楽しかったです。
ストレス吹っ飛んだわ〜!ほんでまた溜まったらライブ行くから!

で、ですよ。もう次登場ですよ、オレンジレンジさん。
ぞろぞろーっと出てきたメンバー。
大和くんは髪下ろしたままだし、なんと長袖!暑くない?だいじょーぶ??って後ですぐ脱いでましたけど。
涼くんは麦わら帽子?洋くんは髪上でまとめた上にタオルで巻いてました。
洋くんとヒロキくんがフェスTシャツで、ナオトくんは普通にTシャツでした。
それにしても皆ほんっと黒いっ!!真っ黒ですよ!男前度もあがってました。
今日は沖縄のフェスとはカラーが違う夏フェス。セットリスト変えて来るかな〜と期待。
すると、やってくれました!期待通りの去年フェスでデビューした「GOD69」がイキナリ!!
待ってました〜!と跳ぶ跳ぶ!ひっさびさのこの曲で頭の中とんじゃいました。
ステージも最初っから飛ばしてくれますっ!
大和くんの「自分だけが〜思うな!」は会場が歌って。
その後の英詞部分はヒロキくんドラムに向かって身体を大きく前後に揺らして。
洋くんはラスト、ベース高く掲げてました。調子いいみたいですね!
次も飛ばしますよー!「TWISTER」!タオルの用意を涼くんが促して、ヒロキくんもぐるんぐるんタオル回して。
これもじっとしてられない曲ですが、勿論チカラの限り飛び跳ねて。
ラストの連続ジャンプのところ、ヒロキくん、溜めのところでの打点が高いんですよね。あれ凄く好きなんです。
続くはフェスでもおなじみになった「U topia」。大和くんはステージ中央で踊ります。
速い曲ではないけれど、ステージ皆の動きが激しくなるのが印象的です。
ヒロキくんの動きも男前度アップで。視線がまた挑む様な眼差しだし。
そんな中、間奏で大きく両手を左右にゆっくり振るところでヒロキくんてば目を閉じてて。むっちゃ気持ちよさそうでした。
最後のサビに行く前に大和くんが何度も「Jump!」と叫び、それが回を増す毎に激しくなっていって
最後は両手でマイク握り締めて顔真っ赤にして叫ぶんです。釘付けですね。
「UN ROCK STAR」は今日でワタシは2回目。ちょっとはわかる様になってきたかな。
この曲、ギターがかっこよくて。ナオトくん見たら、かっこいいギタリストしてました。
大和くんの声を加工してる部分(?)があって、涼くんステージ脇で会場に「しー。」って指立ててしてました。
ヒロキくんはやっぱり他パートでもマイクは通さなくてもしっかり歌ってましたね。
夏フェスということで欠かせないのが夏歌「ロコローション」。手拍子にコーラスで会場は一斉に飛び跳ねて。
ヒロキくんはステージ脇のスピーカーのとこによじのぼって。
丁度そのとき「パンパン」だったので歌うので精一杯。またギリギリまで来てくれてました。うぅ。
最後サビ頃には中央に戻って悶えてましたけど。
ドラム台に皆集まって汗ふいたり水補給したり。洋くんは涼くんとかな?短い会話して笑ってました。
そして洋くんはもう準備出来たのでベース持って前向きます。ピースフルの時もちょっとだけですがこういう間があって。
会場のファンは口々に洋くんに呼びかけるのですが、洋くん静かに佇んでました。クールっす。
と、後ろ向いたまま、ヒロキくんが歌いだします。「キリキリマイ」っすね〜!
初オレンジレンジライブの隣の方は「え。なんで皆この手?」って言ってましたけど
そんなの知らないよー!訳なんていいんですっ。会場からあの手が続々挙げられていきます。
ステージから少し離れた方で男子諸君が暴れてたんですが、男子1名だだっと柵のとこまで走ってきて。
「この曲が好きなのかな?」と思っていたらば、3,2,1でダイブ!
が、その辺りはフェス慣れしていない女子諸君のゾーンで、彼はほぼそのまま落ちていきました・・ちーん。
ステージではいつもの様に全員総出で暴れまくりっ。
ヒロキくんがステージ横に出てきてくれたので、着地した時にそっちに目を奪われ・・・ぐに。
綺麗に足をくじいてしまいました、ワタシ。でもまだ曲中だったので片足で跳んで。
足を気にする間もなく「ナーナナナナナナーナナ」と始まり。
「チャンピオーネ」。会場皆知っていて、すぐにひとつになれました。
「おーおおおお」とナオトくんもコーラス参加。会場は皆で手を左右に振ります。
「ちっぽけな」を指で測り、「大地を蹴り上げる」ヒロキくん。「君の笑顔で」では会場中指差してくれました。
「Hey!」でマイクを会場に向ける涼くん。大和くんは「Ran Ran Ran」を会場にマイク向け「Scream it out!」は今回ちっちゃく。
間奏でステージ脇に来たヒロキくんは舌出してサンバ踊ってました。
「湘南元気ありますかー!」と涼くん。「次で最後です」に会場から惜しむ声が。
「もっとやりたいんだけど山嵐が厳しくて。」と返します。
「夏祭だから」と最後の曲を紹介。洋くんもドラムの方向くから「ま、まさかハニー!?」と思ったら
「セニョリータ」でした。洋くん笑顔でベース刻んでます。
ヒロキくん笑顔でパンチパンチしながらステージ脇に来てくれました。
そしてラストサビ前、こっちでもスピーカーのセットによじのぼって、足場で落ち着いて笑顔で会場煽ってくれました。
「お願いしーます」の手合わせもしてくれて。最後のキメも。
そうしてメンバーは爽やかな笑顔を残して去っていきました。
涼くんは最後タオル投げてくれて。隣のゾーンはすごいことなってました。
ピースフルよりも近くで見られて思ったこと。
ヒロキくんの動きにリズム取るものが増えたかな。バンドマンぽくていいですね。
そして今回は硬派なフェス。全体的に挑む様な眼差しが印象的でした。今日は“攻め”な感じでしたね。
どっちのライブも大好きです。今日はワタシもがっつり燃え尽きました!

一旦ブロック出て救護室で一応湿布を貰ってきました。曇りのままというのにテントの中ではしんどそうな人が沢山。
皆さん、無理は禁物ですよ(って後から自分自身に一番言いたいと思いました・・・)
ブロック内はアーティスト毎に一部入替制の様になっていて、柵の向こうは猛者達がわさわさと集ってきました。
お次はRIZEです。去年のワンマン以来で、新体制になって初です。
ステージ袖のギャラリーが増えまくり。裏方さんも期待大なんですね。
やはりベーシストに目が行ってしまうワタシ、KenKenてばまたすごいっ
ワタシ以上に髪長いんですが、さらっさら!ヘアケア法教えてくださいっ(それかいな)
で、その髪をぶんっぶん振乱して弾くんですが、全く手元見てません!物凄い存在感です。
でもそれ以上のオーラを放つフロントマン・JESSE。
今日もオラオラ来てますっ!会場の中央最前ゾーンも物凄いことなってます!
RIZE新曲もやってくれて。これまたオレンジレンジとは違うんですが、踊れる曲っ
因みにステージ横にhideみたいな黄色に赤の模様入った可愛らしいギターがあって、「中尾さん使うの?」
って意外に思ってたら後の曲でJESSEが使ってました。
定番もキッチリやってくれて、大満足っ。ちょっと跳ぶのに気を遣った自分だけ不満ですが。
最後、中尾さんの合掌。個人的にRIZEの中での唯一“静”という印象がある彼。この合掌見ると安心します。
さてさて次は小雨降る中のMONGOL800。1週間ぶりです。近くで見るの初めてですがおっきいなー。
ここでも新アルバムから数曲やってくれたのですが、定番曲での盛上がりはまた相当なもの。
発表からだいぶ時が流れているのに全く色あせず、男子諸君大喜びで大暴れの図。
皆口ずさめる曲を何曲も持ってる、って凄いことだなって改めて感じました。
そしてピースフル同様、MC全く考えてないみたいで、戸惑いがちな3人。
困り果てた清作くんを見て、崇くんが咄嗟にコメント。この流れピースフルでも見たな・・
八景島だけど沖縄のゆるゆるな空気がなんとも心地よいライブ。
最後は「次の曲、なんとなくわかるでしょ」と「琉球愛歌」。
歌詞が初めてきちんと聴き取れたのですが、すっごい心にくる歌でした。
こんなすごい曲をもう何年も歌ってたんだな。これからも是非歌い継いで行って欲しいと思いました。
さぁそして次は初Dragon Ashですよ。
登場前のステージ見ると馬場さんhide好き?懐かしのhide人形が4体居て、なんか嬉しくなりました。
Dragon Ashのステージは結構大所帯なのにドラムも結構前出てきてて。
所狭しと皆動くので馬場さんがちょっと上のぼったり。
やはりベーシスト馬場さん注目してたんですが、ベースぐるんぐるん上げたりして彼のスタイルも独特。そしてむっちゃ細いっ!
Kjのオーラも凄いんだろうなーと思ってたら、真っ赤な衣装ながらリラックスした雰囲気で。
ゲストボーカルが曲毎に出てきて、初心者にはどこまでがメンバーなのかもわからない状態に。
激しい曲ばかりではなかったのですが、「FANTASISTA」では「待ってましたっ」とばかりに
最前中央ゾーンが水ぶちまけ、上乗っかり、皆暴れまくりで。
会場がむちゃくちゃになってる中ワタシ達もちょっとしたアクシデントに見舞われ。
大好きなバンドのライブだからこそ、無念さが・・代わってあげられたなら、と思いながら背中を見送りました。
最後の「Viva la revolution」ではKj以外の動けるメンバー4人が一斉に両手を天に向かって差し伸べるシーンがあり、
会場が一緒に「Viva Viva la revolution」と歌ったりして、心がほっとして終わったのでした。
本日のメイン・山嵐登場を前に一旦ブロックを出たのですが、まさかのこの年齢になっての迷子に!
山嵐1発目は「山嵐」!っくぅ〜〜〜!!キョロキョロしてたので音だけでしたがあがるなー!
途中諦めかけた時に奇跡の(?)再会っ!神様ー!
で迷子時ワタシは外に一旦出た訳ですが、見たくない光景を見てしまいました。
会場横のホテルが今回の楽屋になっていて、ガラス張りになってるホテルの中が見えるんですが
会場出て裏側で中を覗く為に人だかりが出来ていたんです。
フェスの楽しみ方って自由だけど・・・がっかりしちゃいました。
帰る時間があるからメインだけど途中で帰る人も居て、
山嵐の音に合わせながら泣く泣く会場を後にする人を見送る中、感動の再会を果たしたワタシ達。
と、終盤どやどやと会場内へ駆けてくる一団が。ステージにさっき居た方々ですよね・・・?
出演してる方もばたばたと“参加者”として楽しんでるのがわかって嬉しかったです。
会場内歩いてる間に段々足の痛みも増してきて、帰り道が気になり始めてしまったワタシ。
相棒ちゃんに気を遣わせるのもなんだな、と帰ることにしようかと思ったら「ボクサーズ・ロード」。
時間もなんとかなりそうだし、ギリギリ最後まで見よう!と決意。
結局その場から見ることに。最後までがっつり見たい派だったのに付き合わせてしまい申し訳ない・・・
アンコール、また心にくる曲を届けてくれました。
最後の最後に出演者全員がステージに揃い、会場の後ろには花火がどぱーん!
湘南音祭への山嵐の熱い思い、それに賛同する共演者・スタッフの思いが熱く伝わってきて、
ギリギリだったけど、最後まで居て良かったなー、と心から思いました。



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