2007.3.14 AID JAM 007/ZEPP TOKYO



約1年半振りのオレンジレンジオフィシャルファンクラブ・RANGE AIDのライブ、AID JAM。
前回と同じく相棒ちゃんと参加出来ることになりました。
アルバムツアーと違ってセットリストが読みにくいライブ。
しかもいつもと違うテイストの曲を持ってくることは予想できるライブ。
否が応にも期待は高まります。久々にライブ前に緊張しました。
今回はチケット代わりのマフラータオルを手に会場入り。
自分達のスタイルに合った楽しみ方を求めていたワタシ達にとって良い場所に身を置くことが出来ました。
入ってしまうと開演時間迄が長い長い。・・・ドキドキは止まるどころか大きくなるばかり。
と、かっこいいBGMが大きくなって、それに乗せてメンバーが薄暗闇から登場してきました。
SEが「キリキリマイ」じゃなかったことにびっくり。

幕開けは「Fever!」。実は「〜だったらいいな」と思ってたんです。
アルバムで1曲目ということもあるし、懐かしい曲で1曲目っつったらこれっしょ、と。
実際同じく1曲目だったIMSライブを思い出しながら久しぶりの曲との再会にはしゃぎました。
サビはすべて「ジャンプ!ジャンプ!」で飛び跳ねて。
2曲目は「Winter Winner」。演るかな?でももう春先だからなー、と思っていたのですが。
ちなみに前回のJAMでは新曲扱いでしたね。この曲はやはりИATURALツアーの印象が色濃くて。
勿論「にゃにゃにゃにゃーにゃにゃ♪」で盛上がりました。
涼くんコザックジャンプ決めてたし。ヒロキくん、ツアーでは“ギター持ってるけどエアギタリスト”でしたが
今日はFANTAZICALツアーで磨いたアコギを弾きながらのボーカル。ギターの首の位置高いなぁ。
続いても驚きの選曲「MONKEY MAGIC」。音源化された時はライブでは演らないと思ってたけど
三十路ツアーで披露されたんですよね。ベースが効いてるなぁと洋くん見たら涼くんも洋くん指してました。
全体を通して感じたことでもあるんですがヒロキくんの歌う姿に余裕が見える気がしました。
この会場というとやはりタカシや三十路ツアーを思い出すんですが、
今日の彼は良い意味で肩の力抜いたステージングで、言い方偉そうで申し訳ないんですが、大人になったなぁと
嬉しく思いながら見ていました。
FANTAZICALツアーでもアルバム発売に先駆けて披露されてた「MIRACLE」。アレンジ変えてきてたかな?
よりライブにしっくりくる様になってるのを感じました。

ここでだったかな?涼くんのMC。
「今日は短いツアーながらファイナルですから」と。
ヒロキくんが相槌で「ファイナアル」と言ってた気がしますが。
「“終わりよければ”じゃないけど」と涼くん複数回言ってました。うん、ガンガンいきましょう!
早速前方では倒れる人が出ていた様で涼くんが注意喚起。「前へ押さないで上へ上へ」と。
絶対安全圏と思ってたワタシ達も割りと強めの押しがあって意外でした。きっと前は凄いことなってたんじゃないでしょうか。
さてさてお次は?と「ファンクテューン」です。来た来たぁっ!!嬉しすぎっ!
この曲はCDで聴いてから生で聴ける迄半年くらいかかった曲で。だから聴くと必ず「待ってましたぁ!」って
なるんですよね。相変わらずかっこよくて楽しい曲!もちろん声だしました、思いっきり!
そしてイントロでめっちゃ似合わないんですが胸が詰まりました「ヤング8」。ワタシがライブ行きだした頃の定番の一つで。
滞空時間長いジャンプが続くので終わった後しんどいんですけど、ライブには欠かせない曲で。
でも一昨年の夏以来絶望視してたから・・・だからまた逢えたのが本当に嬉しくて。
密かに期待していた「サムライマニア」。MC隊の三角形フォーメーションはなかったものの、
相変わらずのかっこよさに歓喜!ちょっと牙のある歌い方もそのままでした。

続いてヒロキくんMC。
「男性もたくさんいますね〜。あーあそこも。あそこにも」なんて会場見渡して。
「2階はほとんど男性ですね。」なんて言っちゃったりして。だいぶ誇張しちゃってます。
オレンジレンジのライブで男性ファンがどんどん増えるのってワタシとかからしても嬉しいものです。
「ここで軽くメンバー紹介を」と言ってまずは自分から名前だけさらっと。
「涼さんです。大和さんです。」とさん付けで呼んで、MC隊はぺこっくらいで。
洋くんは呼ばれてじゃーん!てベース鳴らして高々と揚げました。
会場からは歓声が。それに紛れて(?)ヒロキくんも「かっこいい〜」て。
再びじゃーん!→ベース揚げに「どっちが洋かわからん。(ベースが洋くんを揚げてるのか洋くんがベース揚げてるのか)」って。
桜井さんは呼ばれて軽くドラム叩いて、最後頭をシンバルに当てるのと同時にバスドラをどすん。
「何おちゃめキャラだそうとしてんすか」とすかさずヒロキくんつっこみ。桜井さん笑顔満面でした。
ナオトくんもギター鳴らすのかと思いきやまったく。傍に置いてあった白いタオルを広げて揚げます。
「無地!」とすかさずヒロキくんつっこみ。
「ここで割と最近の曲を、」とヒロキくんが紹介したのは「STEP BY STEP」。
二転、三転する曲ですがCD通りに演ってました。涼くんソロも軽快にちょっとコミカルに。
大和くん今日も綺麗に声でてる〜!と聞惚れたのはこの曲で。
頑張って出すんじゃなくて、そのまま出ていて尚且つ澄んだ声で。
終わった後軽く楽器隊セッション、て感じで。
涼くんが「こういう音なったら体揺らして。」と呼びかけ、会場がリズムにのったところで
「声出してみようかー。」会場を半分にわけるともっと出る、ってことで左右にわかれて。これも久々だなぁ。
ちなみに真ん中らへんの方がどっちつくかは個人個人に任せるということで。彼らっぽくて嬉しいです。
そして今日のマフラータオルを手にして前後、左右に振る涼くん。
どっかで聴いたなーなんだろなーとずっと思ってたら始まったのが「男子ing session」。あぁ!そっか!
<セッション>のメロディが変わってたから、なんかずっとひっかかってて。
サビで涼くんは前後、左右に手を振るんですが、ヒロキくんがそれを見て合わせようとしてて、
慌てて手を振るのを前後から左右に変えたりしてるその光景が微笑ましかったです。
次は絶対演ると思って、たっのしみにしてた「DANCE2」。ナオトくんはギター置いてました。
そういえば他にも1曲ギター置いてた曲があった気が・・・
ヒロキくんのあの噛む台詞のとこ、なにかアレンジするのかなーとか思っていたらば、やっぱりラジコンビですよ。もー。
で、その後はずっと自分の立ち位置に戻って直立不動で歌ってました。
皆がポップに弾けた後はがらりと変わってヘビィな音が響く「Great Escape」。
FANTAZICALツアーではセッションに取り入れられていましたが、ツアーと同じく踊る大和くんに皆注目。
ちなみに大和くんは今日ももちろん他の曲でもくるくる踊ってました。
涼くんはタオルを持って「TWISTER」みたいにぶんぶん振り回して。
それを見たヒロキくんも後半おもむろにタオル取り出して回してました。
続いて「FAT」。アルバム聴いてからライブが楽しみになってた曲がツアーより一足先に聴けました。
まさにライブ向きな曲で、歌詞通り手を挙げて皆で盛上がりました。
ヒロキくんは「U topia」みたいにヘドバンしまくりでした。重い音に身を任せるのは気持ちいいもんです。
そうそう、どこでだったか忘れたんですが、涼くんは水撒きついでに口に含んだ水も撒いてました。

珍しく大和くんが「ほんとはここで喋らないんだけど・・・」と断りつつMC。
番長、言うこと考えてなかったのか、マイクを股のとこで立てて叫びます。・・・ばば番長?
気を取り直して、ファンにお礼の言葉を述べたりして。
MCでファンが拍手をするとこになるとナオトくんはいつも一緒に拍手するんですよね。これまた微笑ましい。
ここでだったかな?洋くんの横に下がった涼くんが洋くんと談笑。おっ!!
こまってしまった大和くんを見て「はいっ」とMC引き継ぐ涼くん。
激しすぎてベルトが切れたとのこと。そのことを洋くんに話してたのかな。
そして「誰にもある初恋のことをかいた曲」と次の曲を紹介。
ヒロキくんがアコギ持ったので「SAYONARA」って初恋とかって言ってたっけ?と思ったら
まさかの「O-MO-I」。予想してなかったのでめっちゃびっくりしました。
ヒロキくんこれもギター弾ける様になってたなんて知らなかったです。
歌っている涼くん、ちょっと照れ笑い?洋くんもすごく良い笑顔で揺れてました。
大和くんの「ふわふ」はなかったですね。
会場もあったかい雰囲気に包まれて・・・
「ここで悲しいお知らせです。楽しい時間はあっと言う間ですね。次で最後の曲です。」
という涼くんの言葉に会場も「えーっ!」とびっくり。だって1時間ちょいですよ、まだ。えー。
ヒロキくんはアコギ持ったまま。視線をずらしたけど大和くんも三線持つ様子もなく。
・・・ちょっと期待してたんですよね、演ってくれないかなー、って。でも無いか・・・
今回はFCでライブで演る曲のリクエストを募って、それをセットリストに反映したとのこと。
最後に投票で1位になった曲を、と涼くんが紹介した曲、それは

「落陽」でした。

ワタシが密かに期待し、そして諦めた、まさにその曲でした。
元々この曲はオレンジレンジの曲の中で1番ライブで聴くと涙腺緩みやすいんですが、
諦めた瞬間にイントロ流れたのもあって、感極まってしまって。
一生懸命目頭押さえてこらえてたんですが、涼くんが最後に「皆手を挙げて〜」と呼びかけたので
手を挙げたらもう後から後から涙が頬を伝って。
PVのこと、あの場所へ行った時のこと、過去のライブで聴いた時のこと、隣で泣いてる相棒ちゃんのこと、
ステージ上を見つめながら色んなことが巡り、手を振ることすら出来ないくらい震えてしまって。
この曲はワタシにとって凄く大切な曲だということが改めて胸にしみました。

メンバーがステージを去ってしまった後、「アンコール」の声があがったのですが、
「何か歌ってない?」と言われ耳をすませると「キズナ」でした。
ファンのコーラスに導かれ、メンバーがステージに戻ってきてくれました。
メンバーにも歌が聞こえた様で、ヒロキくんがコメント。「ファンと皆さんのキズナですね」・・・言い間違えですね。
洋くんは両手を組んで前屈したりしてストレッチ。向こう側でヒロキくんとナオトくんが談笑してるのを笑顔で見たりしてました。
大和くんは素振りを何度か。ナオトくんはギター抱いてMC聞いてます。
ヒロキくんが「今回タオルとチケット代わりにしたのは個人情報乱用放題に出来るから」と、
「ちょっと待ってね、今ダウンロードしてるから」とキーボード叩く仕草しつつ、くしゃくしゃの紙を取り出しました。
この仕草を何度かやるもんだから、ファンも気に入ってしまっていっせいにやりだす様になって。
そしたら「気持ち悪いっ」と苦笑してました。ステージから見るとちょっと怖いかな?
ここで、何番目に入ったのは誰々、と名前を呼びます。呼ばれたファンの方は大喜びで挙手!
「どっから来たの?和歌山?」なかなか聞き取れないらしく、「和歌山にしとけ。」なんて。
で、「葉山?へー葉山ね。」と知った風な顔してました。県名にしとかないと関東圏外の人には難しいですね。
次に何番目か(キリのいい数字)に入った方の名前を呼んだ時は「どっから来たの?葉山。へー」と答え聞かずに言ってました。
今日誕生日だというAID会員の方が丁度6人居るということで、一人一人名前を呼ぶことに。
ドラムロール付でまずはヒロキくんが名前を呼びます。
呼ばれたファンの方が「ヒロキ大好き!」と言うと「面食いだなぁ」とヒロキくんのコメント。会場ウケてました。ぷぷ。
続いて涼くんが紙を渡されて名前を読み上げます。挙手したファンの方に「何歳になったの?」と問いかけてるところに
洋くんが歩み寄り、何か囁きます。それを見たヒロキくん、「キーッス、キーッス」と囃し立てて。おいっ
後ろに下がった洋くんがヒロキくんにも話しかけると「マジで?(笑)」とヒロキくん。
実は涼くんが呼んだ方は111番目に入った方なのでした。気を取り直して誕生日の方呼びなおしてました。
次は洋くん。自然にマイク受け取り、桜井さんの方向いて「お願いします。」きちんとしてるな〜。
ドラムロールに続いて呼ばれた方は会場後方に居たので「何歳になったの?って聞いても聞こえないか。」と呟き、
くしゃくしゃの紙を見て生まれ年から計算しようとします。
前方のファンの方が年齢計算したのを呼びかたのか、「わかってるわかってる」と冷静に対応してました。
大和くんは桜井さんに「カモン!」とかっこよく言ってましたが、
ナオトくんはドラムロールなしで突然名前呼ぶので止められて言い直すことに。
今度はドラムロール鳴ってから次の人の名前読んじゃいました。「さっきちゃんと出来てただろ」とヒロキくんつっこみ。
そしたらピック?を誕生日の方じゃない方にばっとばらまいてました。やっぱ不思議・・・
最後桜井さん、と一度辞退する謙虚なお方。自分でドラムロールやって読み上げることに。
ヒロキくんが見え易い位置まで紙持ってってました。
呼ばれた方は11歳ということで。すると大和くんは「あーじゃぁそろそろ」と指摘。
「保護者と来てるだろ、多分」とヒロキくんに言われるとすぐ「すみません」と謝ってました。
保護者の方からは「大丈夫〜」と返事いただいてましたけどね。
この6人の方にはプレゼントもあるそうで。誰しも今日生まれてないことを悔やんだことでしょう。
「皆には曲でプレゼントを。」と涼くんが紹介したのは「SP Thanx」でした。
これもかなり久しぶりです。musiQツアー以来かな?
このライブの前にずっとオレンジレンジ聴いてたんですが、ワタシにはmusiQ発売当初よりも今、深く響いていて。
そんな時に聴くことが出来て本当に嬉しかったです。
大和くんはハモリの上の方歌ってたかな?
最後は涼くんがマイクを会場に向け、ヒロキくんは耳に手をかざして会場の声を聞いていました。
「このツアー1、2を争う盛り上がりでしたー。今日来れなかった人の分も盛上がって!」と涼くん。
アンコールラストに選ばれたのは「山内公園」でした。オレンジレンジらしい感じがして嬉しくなりました。
ヒロキくんは<この場所>というところで下を指していて、それを見たら益々嬉しくなって。
涼くんは最後かちゃーしーを楽しそうな笑顔で踊ってました。
ステージ去り際「いいことあるかもしれないから最後迄居てね〜」と涼くん。ナニかな?
大和くんはナオトくんのピックを投げるサービスしてくれて、やっぱり最後にステージ去ってくれました。
最後、「ほほほ」にのせて当選したAID会員の方の名前がエンドロールで流れて。
相棒ちゃんの名前を見つけてワタシも幸せな気持ちになれました。
方々で「あ!」と喜びの声があがってました。皆見つけられたかな?
そして終わりにはメンバーの直筆サインと「どれだけ〜」の文字。
・・それって「どんだけ〜」なのでは? ※どんだけ〜=新宿二丁目における流行語(『リンカーン』より)

外は吹き荒む風と冬に舞い戻った寒い空気。でも会場の周りはあったかい笑顔がいっぱいでした。
やっぱりオレンジレンジのライブはいい!と噛み締めながら駅へ。
本当にありがとうございました。





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