2005.9.27 Aid JAM 005/Zepp Tokyo


1年強振りのZepp Tokyo。そして去年のリベンジ果たしにやってきました、Aid JAM。
久々のライブハウスでのワンマン、初のFCライブ参加ということもあってか微妙に緊張しつつ会場入りしました。
続々とファンが集い、まもなく開演時間というところで場内アナウンスが。
第一声で吹き出してしまいました。ナオトくん〜!原稿片手にぎこちなくマイクに向かって喋る姿が浮かぶ様です。
まもなく会場が暗転し、「キリキリマイ」SEに乗せてメンバー登場!
「いえーーー!」とジャンプしてMC隊が表向きます。
が、並びばらばら…何が来る!?と思っていたら突然、ヒロキくんが〈桜前線と共に〉って「キリキリマイ」!
1曲目から度肝抜かれました。始まる時後ろ向いてたのは大和くんだけ。前向いて歌う姿が凄く新鮮でした。
洋くんも始めっから既に前出まくりで、こっちにも来てくれました。
大和くんものっけから叫びまくりで、メンバー気合入りまくりの様です!
続くはツカミ(?)の「以心電信」。一転して明るく弾ける曲に手拍子で会場がまとまります。
いつもの様にBメロは会場で歌って。大和くんもマイクを会場に向けて、手を耳にかざして会場煽ります。
ラストの〈繋がっているんだ〉はマイクなしで歌うヒロキくんが見えました。
ここでMC入りました。
涼くん「東京降りて最初に思ったことは『東京寒い』!俺は沖縄で焼いてまだ皮むけかけなのに」
ヒロキくんは「皮むけましたか?」と会場に聞きます。「皮むけましたか?」ニヤニヤしながら2回目。また・・・
東京は寒いけど、この会場は暑い。オレンジレンジの行くとこは暑いんだ、と話してました。
JAMだからか、ナオトくんに喋らせようとして話振ったりするんですが、
マイクスタンドの鈴を鳴らされて終わっちゃいました。
お次は「上海ハニー」。会場も慣れたもんで「お馴染み」感のある盛り上がりで。
“ジョン”はステージ中央でやってました。
間奏はヒロキくんが「1階盛り上がってますか〜 2階盛り上がってますか〜」と呼びかけてました。
エンディングはいつもより早くかちゃーしー踊りだしてた気が。
さぁ、こっからは順番自信なさすぎですが大体の流れで行きます。
「BeatBall」大和くん踊ってます。ラストのシメギターはスポットライト浴びて
ナオトくんが(何気に切ってるけど)髪ざばーでかっこよくキメてました。
そしてアルバムリリース直前だから期待してた新曲披露!
まず1曲目は「HYSTERIC TAXI」。「TAXI」って歌ってたのでそうかな、と思ってたんですが。
この曲でヒロキくんとこだけマイクスタンド出てきたと思ったらなんとギター持ち出して!
って“コード繋げてないよ〜”ってコード持ってアピールしてましたが。
↑こういうことする“面白い曲”ではなかったんですけどね。
で、終わったらピック投げてました。ヒロキくんから何か投げられるとは全く想像してなくて、
ギタリストの様に振舞う彼の何もかもが新鮮でした。
そしてイントロで「えっうそっ」って1人取り乱してしまったのが「スパイラル」。
最近c/wはライブでお披露目されない傾向にあったのですが、
かっこいい曲だったのでライブで聴いてみたいな〜でもやらないだろうな〜と自己完結してたのです。
ライブで聴いたら、予想通りかっこよかったです・・・!サビでがらっと雰囲気変わるとこがツボです。
この夏フェスでまた世界が深まった「papa」。1番クールなのはヒロキくん?てくらい皆動きまくりで。
ナオトくんもノリノリでした。台詞は「ピーー!」ってマイクの不調で消されがちでしたが。
そして ヒロキくんのソロはまるまる会場に振られたのですが、musiQツアーでも大合唱だったこの曲。
皆しっかり歌えてました。この曲のシメギターもばっちりかっこよくて。
洋くんにスポットライトが当たり、「GOD!?」と思ったら違って。
ちょっとアレンジされてるけど、このベースから連想されるのって・・・
跳ぶ準備してたらやっぱり「Wo!」と「ミッションinポッピプル」ですよ!
久々ですよ!もう、もうむっちゃ嬉しい!!かっこいい!拳振り上げて跳びまくりです!
「手をあげろ〜」という涼くんの誘導も健在でした。
あ〜以前はライブに欠かせなかったけれど最近やらなくなってたからもう生で聴けないかも、
と思ってただけに感激もひとしお!嬉しさを噛み締めてたら、
誰もが夢見たこの流れ!「ミッションin大作戦」!
これがライブで観れるとは!そしてまさかのポッピプルから続くとは!
これこそリスナーの為の最高のサービスです!
ナオトくんが涼警部の部下役なので涼くんがナオトくんの横に行って、2人で演じてました。
「HUB☆STAR」では会場との声掛け合いがありました。ヒロキくん→涼くん→大和くんの順なのですが、
涼くんは声投げかける前にかっこいいソロあり。ちゃんと聞き取れないのが残念です・・・
楽器隊のフレーズで今回も特にアピールはなし。涼くんの「わおーん」はありました!
新曲第2弾は「Winter Winner」。
ヒロキくんが作詞したというので耳澄ませてたのですが、やはりよく聞き取れず・・・。
手を挙げたりして、皆で楽しめる曲という感じがしました。
この曲でもマイクスタンド持ち出し、ギターを持って楽しそうに歌ってました。
ギタリストはギターのコードを確かめるので歌い終わったらマイクから離れるんですけど、
ヒロキくん、この曲でもギターに繋いでないコードを持ち上げて遊んでたのに、
歌い終わる度にマイクから離れてて・・・それもまたギタリスト然としててかっこよかったんですけど。
この曲は「オレンジレンジの曲で冬に騒げる曲がなかった」ので作ったとのこと。
似非ギタリストのヒロキくんは「Fが難しいんだよね」とコメントしてました。
エフェクターで滑ったのでもう使わない!とも。「自滅」と涼くんに言われてました。
前回のツアー時は「musiQ」中心だった為にお蔵入りになってたというc/wを今回披露した彼ら。
少し不安だった様ですが、歌ってたファンを見て「皆知ってるんだね」と安心したらしいヒロキくん。
ナオトくん、仙台では台詞を間違えたみたいなんですが、今日は皆のお陰で言えたんだと。
場内アナウンスも「今日はちゃんと言えたね」と褒めてました。
AIDも2周年ということで。涼くんとヒロキくんは「早いね」と話していて、
「どうですか」と涼くんが大和くんに振ると「色々あったけど・・・早いね」とやはり同じ感想。
HPをリニューアルするということで、新しい企画を計画中ということで。
ヒロキくんは仕事や恋のお悩み相談に応じるという〈放課後保健室〉。
タイトルで会場はざわざわし、「ヘンなこと想像する方が悪い」と言うヒロキくん。
そらヒロキくんやったら皆想像するに決まってるやん。ちなみに開設は12月中旬頃を予定してるそうです。
涼くんは洋くんとの〈低音一家〉。「今度のアルバムでもやってるかもしれないです。」
「今はやりのコラボちゅうやつですよ」とヒロキくん。
「言わないでこう」と秘密の笑みで洋くんを振り返る涼くん。
大和くんは「野球チームつくって。ハブスターっていうの知ってる?」
と聞くと皆知ってる!とお返事。に「へー」とドライな反応の大和くん。
サイトに試合の模様などアップするそうですが「近日公開」だそうで。
「まだ二試合しかしてない・・・」 からだそうです。
オレンジレンジの野球チームは余り活動出来てないそうですが、個人としてはちょこちょこやってるそうで。
「ポルノグラフィティさんと試合やって・・・負けた」とのことで。おぉ。
あとJ-WAVEフェスの際、堂珍くん(CHEMISTRY)とキャッチボールをやって、
堂珍くんから番号をきかれたそうです。
自分達の出番終わったら移動だった為出来ず終いだったらしいですけど。
ヒロキくんは自分キャッチボールしてないけど、自慢してるらしいです。
「いいな〜おまえ」と野球を通して色んなアーティストの方と交流を深めてる大和くんを羨ましがるヒロキくん。
「俺達仲イイもんね〜!」とナオトくんを振り返ると微妙なナオトくん。親指立ててましたけどね。

演ると想像してたけどやっぱりイントロで飛び上がるくらい嬉しくなっちゃう「GOD69」!
バーと寄せ返す人に挟まれてはこの曲を堪能出来ない・・・!
と横のスペースにさっとうつっていつも通り盛り上がれました。うーん満足満足!
各地のフェスでもタオルまわしまくった「TWISTER」はJAMでも勿論!
ステージバックのAIDJAM仕様の幕が一新され、会場に熱い風が巻き起こります!イントロなしで定着した様です。
涼くんは最初のサビ前のソロは次にくるサビに向けてタオルの用意を促す台詞になってました。
オープニングが定位置の様になってた「チェスト」が中盤で登場。またステージも会場も激しく燃えます!
ヒロキくんの「刺激が欲しけりゃ〜」みたいな振りで「ロコローション」。
“パンパン”はもう飽きたのかな?手を挙げてましたけど。その代わりなんでしょうか?悶えまくっとりました。
ラストは「もいっちょ!Oi!Oi!」で拳振り上げて!
続くは今年の夏曲「セニョリータ」。皆ぴょんぴょん弾けました。コーラスも完璧です!
ヒロキくんは例のダンスしてました。
お披露目第3弾はフシギな曲で、ピコピコしてるんですけど激しい曲で。
低音一家とソイソースのコラボっぽい感じがしたんですが、曲名は言いませんでした。
(ラジオで「Utopia」聴いた時『はっ』って思えたので、そうかな?)
この曲では涼くんが真上にマイクを上げて一気に体ごと落とすという
めちゃかっこいい動きを何度かしていて。涼くんに釘付けでした。
ソロパートも低音を意識してない歌い方をしていて、インタビューで“高中低とっぱらう”
と発言してたのを思い出しました。
〈世界中ほら〜〉と久々の「ビバ★ロック」です!やー!お久しぶりー!
深く沈んで思いっきりジャンプして笑顔になれました。
「最初は大丈夫かなーと思ったけど皆さんのタフさに驚いてます」と涼くん。
「スポーツやったら」と薦めてくれました。
「ラスト」に「え〜!?」と会場。「まだまだ元気ですね。次の曲で全部出してー」と言うので
「えっまだプレゼントあるの!?まさか!?」とかドキドキしてたら、
最後にアルバム1曲目の「yumekaze」をプレゼントしてくれました。
テレビで少し聴いたことはあっても、全体を聴いたのは初めて。第一印象通り爽やかな曲でした。
ヒロキくんはやっぱり他パートをマイクなしで歌ってました。

気持ちいい雰囲気の中本編が終わり、さっとメンバーが去った後にすぐ起こる「アンコール!」
は消えることなくずっと続きます。
スタッフの方がこの時扉開けてくれてました。新鮮な空気が入って気持ちよかったです。
そして割とすぐにメンバー再登場してくれて。
皆知ってる通り、アンコールは用意されているものだけど、
「アンコール!」って声を聞いて自己満足してるんだ、とヒロキくん。嬉しそうに出てきてくれたし。
次のツアーで東京は横浜アリーナです。「横浜アリーナ来る人」という涼くんの呼びかけに大勢の手が挙がります。
「こんなに入るか?」とおどけるヒロキくん。「こんなに来てくれるなら頑張らないと」と涼くん言ってくれました。
話をアルバムの話題に戻すヒロキくん。
「10月・・・1日は俺の誕生日です」と、アルバム発売日の前に自分誕生日PRするニコニコ涼くん。
涼くんにつっこみつつ「猫3匹あげるから」とヒロキくん。
ナオトくんは何あげるか振られて、マイクから遠いとこから「おかね」と。
大和くんがすかさず「1番ケチなお前があげるわけないだろ」と突っ込みます。
ヒロキくんは今作、「よく『大丈夫?』って言われる(←忙しいから)けど楽しくつくれた」とのこと。
「musiQ」も19曲だったけど「KA・RI・SU・MA」や「パディボンマヘ」があった。
今回は歌ものばかりで19曲、と紹介。
「ま涼は三曲しか歌ってないけどね」というヒロキくんに「えー」と会場から声が。
「歌ってますよ」と涼くん笑いながら訂正してました。
歌詞を作るときに浮かぶのはライブで観る会場の景色だそうです。
「君、タトゥしてるけど、そうでしょ?」と聞かれて同意する涼くん。
同じく聞かれた大和くんも「モチロンですよ」。
ヒロキくんは「毎回思うけど」生まれも育ちも違う人が一同に会しライブを楽しむことに感動するそうです。
この時だったかな?会場から少し拍手が起きて「まばらな拍手ありがとうございます!」
ってお辞儀するから皆一斉に拍手する場面もありました。
涼くんは「musiQ」は幅が広かったけど、今回は深いと比較してました。
「こう(手を横に広げる)じゃなくてこう(手を下に下げる)!」という涼くんの動きに注目したヒロキくんは
すかさず「こうじゃなくてこう!」とマネし、会場も誘って一緒にやってました。
「こうじゃなくてこう!」と何故か手は斜め上にあげてた大和くんは「頑張った」と。
「売れる売れないはレコード会社の問題」と言い切る大和くん。「頑張った」と力強く言ってました。
「売れるに越したことはないけどね!」と銭マークの手でおどけるヒロキくんに
大和くんが「何キャラや」と突っ込んでました。
ヒロキくんに任された涼くんは「来たよ・・・」と苦笑して「今日も夜空が綺麗だなぁ」的な台詞を。
「*」だ!とわかったんですが、出だし歌が遅れてしまったかな?涼くん苦笑して後ろ振り向いてました。
ツアー以来半年振りだったのでこれまた「おおっ」って嬉しかったです。
ギターが綺麗に響いてました。間奏ではヒロキくん、大きく体揺らしてました。
いよいよ最後の曲です。ヒロキくんが三線を手にしたのでまたまたびっくり!
マイクスタンドで立ち姿勢で三線に挑戦の様です。
ちょこっとナオトくんと合わせてて、音が出ると会場から歓声が。
その様子を見て「お待ちかねです。聴いてください『キズナ』」と涼くん。
正直、ずっと生で聴きたい曲だったけど、同時にライブでの会場の反応が不安でした。
皆ちゃんと[聴いて]くれるかな?手拍子起こらないかな?

静かにヒロキくんが歌いだしたその時、「ひろきー!」と、聴き入る会場の静けさをやぶる声。
それに続いて数人が同じく彼の名を呼びました。
MC中に不用意に声掛けるファンがだいぶ減っていたので、まさかこんなことが起こるとは。愕然としました。
顔色ひとつ変えることなく丁寧に歌い続ける彼を見ながらも胸が痛かったです。
そして歌い始めてすぐに起こった高音での大合唱。
懸命に三線を弾く彼を見ながら、彼らだけの声に耳を澄ましながら、
でも自分の気持ちがすーっと引いていってしまうのを感じました。
大満足といった雰囲気に包まれた会場を彼らが去った後に「キズナ〜Acoustic Ver.〜」が流れだして。
殆どの人がそのまま会場に残って、誰も居ないステージに向かって歌う風景に少し救われた気がしました。

5人になって初のワンマンツアー。楽器隊のステージ上でのコミュニケーションが増えてました。
ナオトくんも髪振り乱して楽しそうにギター弾いてました。
MC中結局喋らなかったけど話聞いて会場と一緒に拍手したり。
洋くんはMC中こそ自主練習とかしてたけど、フェスの勢いのままに動いてました。
ベースを高らかに掲げるポーズはかっこよかったです!
MC中盛り上げの太鼓入れてくれたりして、サポートの方とのコンビネーションも順調な様で安心しました。
今回は新曲含め、個人的には驚きが沢山で、本当に贅沢なセットリストだったと思います。
出来ることならこのライブを何度も体験したい!と思いました。
今日のライブに行って、素直に感動した人が大多数だったと思います。
最後そうなれなかったワタシ自身に残念だったなーと思わずにはいられませんでした。


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